2013年5月11日土曜日

思ひ出

ふと、2chを見ていたら、新幹線にまつわる話があった。

それは入場券で新幹線ホームに来た母子が駅員に、新幹線の

中は見学できないのか?という質問をした話だった。

駅員は母親に「入場券での新幹線客室の立ち入りはご遠慮して

頂いております」といった返答であった。

子供は(何歳かは不明)は新幹線、○○系、新幹線、○○系、、、

と連呼をしている。

母親はそれを宥めるように、新幹線はお外から見ようね、と言い

聞かせていたが、駅員は、「○番線に到着する新幹線は○分発

車なので、それまでは時間があります。また、随分空いていると

思います」と言い残し、子供に( ̄^ ̄ゞ ケイレイ!!をしたそうだ。

子供は大はしゃぎした。

この母子が後に新幹線車内を見学したかどうかは不明である。



自分も今から30年位前に似たような経験がある。

小学生時代に、毎年夏休みは東北新幹線、その前は特急はつか

り等の列車で八戸の祖母の家に行っていたのだ。

その夏休みは一つ年上の姉と共に、上野駅から小学生二名だけ

で八戸まで向かうという旅である。

毎年必ず行っていて、八戸までの長い道のりを姉と共に過ごしてい

た。

似たような境遇の子供だけの客もいて、何となく仲良しになったりし

て適度に楽しんでいた。

何歳の時かはもう忘れてしまったけれど、八戸からの帰り、東北

新幹線で帰京する際に、一番後方の車両に乗っている時の事だった。

自分は一番後方の車両の出入り口付近で車窓から外を眺めていると、

初老の車掌さんらしき人物から声を掛けられた。

「運転席に行ってみる?」と。。。

「うん」、または「はい」と答えたのか、自分はその車掌さんらしき男性に

付き添われ、新幹線の運転席に入ってみた。

一番後方の車両なので、運転席には運転手さんはおらず、梯子の様

なものを数段登ると運転席に行けた。

しかし、そこまではさすがにNGだったようで、車掌さんらしき男性には

○○段までだよ、とやさしく注意されたんだったけ、、、

走行中の(後方だけど)新幹線の運転席付近から眺めた光景は、今

ではうっすら覚えている程度だったけど、ものすごいスピード感だったの

し、俗に言う、「レア」な体験なので、今でもそのシチュエーションはしっか

りと覚えている。

ほんの5秒位の体験だったけど、子供の頃の大切な思い出だ。



なんでこんなことを思い出したかというと、今日、東京駅で新幹線のホーム

に入場券で入ろうとしたところ、入場券の購入の仕方がまどろっこしくて、

改札付近で駅員に文句を言ったから。

入場券を購入するのに、スイカを入れ、東京駅まで来た運賃の精算を、

何故か現金で行わなければいけないという事。

何の為のスイカ?

ICカード?










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